初デートの時間の長さは、九十分で設計している
初回のデートは、長ければいいわけではない。九十分で終わらせると「もう少し話したかった」が残る。時間の長さを先に決めておくと、当日の気まずさも、無理な延長も消える。
ねらい「もう少し話したかった」を残す
初デートの時間の長さは、先に決めておくものだと思っている。
九十分。これが私の初回の設計。
長くすればいい、というわけではない。逆に、短すぎても「まだ話したかった」が焦りになる。九十分は、その中間を狙った数字だ。
長いデートが気まずくなる理由
初対面の相手と三時間も四時間も一緒にいるのは、思っているより負荷がかかる。
話題は尽きる。会話が途切れるたびに、次を探さなければいけない。「まだ終わらない」という時間が、緊張を長引かせる。楽しかったとしても、最後の一時間はお互いに疲れている。
私はこれを、二時間半の初デートで実感した。楽しかったのに、解散したときにはどちらもヘトヘトで、別れ際の「また会おう」が、なんとなく本気に聞こえなかった。
九十分がちょうどいい理由
九十分は、カフェで飲み物を一杯飲んで、少し話して、という時間にぴったりだ。
- 話題が尽きる前に終わる
- 緊張がほどけてきた頃に終わる
- 「もう少し話したかった」が残る
最後の点が一番大事だ。「もう少し話したかった」が残ると、次に会う理由になる。 逆に、すべて出し切ってから別れると、次に会う理由が見つからなくなる。
時間は、お店を選ぶときに決まる
九十分で終わらせるには、お店を先に決めておく。
ディナーは九十分では終わらない。 ランチ、カフェ、軽めの食事なら、九十分で自然に区切れる。私は初回はランチかカフェを選んで、最初から「九十分で終わる」と決めて入る。
お店に予約を入れておくと、時間の設計がしやすい。「十四時予約」と決めておけば、十五時半には自然に解散できる。 当日「どうしよう」と迷う判断を、予約の時点で済ませておく。
解散は、お店の前で
九十分経ったら、お店の前で解散する。
「もう少し話したいけど、今日はこのへんで」と。ここで駅まで送らない。駅まで歩くと、その五分十分で「まだ終わらない」時間が生まれて、設計が崩れる。
解散を早めに終わらせて、連絡を後から送る。「今日は楽しかった」を、帰宅後に送ると、次につながる。 別れ際に全部話し切る必要はない。
九十分で、何が残るか
九十分の初デートを終えた後、私はいつも「もう少し話したかった」と思う。
それが正解だと思っている。相手のことを全部知ってから別れるより、少しだけ残して別れるほうが、次に会う理由になる。
時間の長さは、気持ちの設計だ。九十分に決めておくと、当日の気まずさも、無理な延長も消えて、解散のあとに「また会いたい」が残る。
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