デートの帰りに遠回りを提案するとき、目的地を増やさない
デートの帰り道にもう少し一緒にいたくて遠回りを提案する。相手の帰りやすさを残し、断りやすい聞き方にする設計の話。
ねらい帰り道の圧を減らす
デートの帰り、駅へ向かう道を少し遠回りしたくなったことがあります。
もう少し話したい。今日が終わるのが惜しい。そう思うのは自然ですが、遠回りは、提案する人には小さくても、帰る人には予定の追加になります。終電、疲れ、家までの距離があるからです。
今は、遠回りしたい理由を相手の予定より上に置かないようにしています。
遠回りを提案する前に見ること
まず、次を確認します。
- 相手の帰宅時間に余裕があるか
- 道が明るく、人通りがあるか
- 遠回りをしても駅やバス停に戻れるか
- その提案を断っても、解散しにくくならないか
「少し歩く?」とだけ聞くと、どのくらい歩くのか分かりません。距離と時間を小さく具体的にします。
「駅まであと十分だけ、明るい通りを歩く? 今日はそのまま駅でも大丈夫です」
最後の一文は、相手に気を遣わせないために置きます。
目的地を増やさない
遠回りを提案するときに、別の店や公園を追加すると、帰り道が次の予定になります。
「少しだけ歩いて、駅に向かおう」なら、終わりが見えます。どこかへ連れて行く提案ではなく、同じ目的地への道を少し変えるだけにしておく。帰る選択を残すためです。
相手が迷ったら、「無理に歩かず駅に行こう」と言える方を選びます。提案した側が残念そうな顔をすると、断ったことが負担になります。
断られたら、そのまま駅へ行く
遠回りを断られたとき、理由を聞いたり、「少しだけなのに」と返したりしません。
「分かった。駅に行こう」
これだけで十分です。断られた理由が、こちらとの時間を減らしたいからなのか、単に疲れているからなのかは、その場では判定できません。相手が帰るための選択を尊重することと、関係の結論を出すことは分けて考えます。
外した話
以前、帰りたそうな相手に「もう少しだけ」と言い続けたことがあります。
私には、気持ちを伝える言葉のつもりでした。でも相手から見ると、帰ると言った後も交渉が続いていました。遠回りの問題ではなく、断ったあとに終われなかったことが問題でした。
それからは、提案は一度だけにしています。歩けたら歩く。断られたら駅へ行く。帰り道の設計は、長く一緒にいることより、終わりを安全に選べることを優先します。
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