お会計は、段取りで気まずくなくなる
割り勘にするか、奢るか。その場で決めようとするから、レジ前が気まずくなります。会計のルールを先に決めておくと、お金の話はデートの本題から外れます。会計の段取り。
ねらいお金の話を、その場で発生させない
お会計で失敗したことがあります。
初回で、相手に「今日は私が」と言ったら、すごく気を遣われてしまった。それから二人で「いいですいいです」を三往復して、最後はどちらが払ったか覚えていないまま店を出た。
楽しかったはずの時間が、最後の五分で別の思い出になりました。
会計が気まずいのは、決めていないから
会計が気まずくなるのは、奢るか割り勘か、のどちらが正しいか、の問題ではないと思います。
その場で決めようとするから、押し問答になる。レジ前で「どっちが払う?」を決めると、だれかが譲って、だれかが気を遣う。これが全部、その場で発生する。
お金の話は、デートの本題ではありません。だからこそ、会計のルールを先に決めておけば、レジ前では何も起きない。
私がやっている会計の段取り
- 店を選ぶ段階で、金額の目安を決めておく。 三千円台で収まる店にして、お金の話をその場に持ち込まない
- 奢るか割り勘かは、事前に決めておく。 会計のときに決めない
- どちらにしても、スマートに出す。 財布を出して小銭を数える時間が、いちばん気まずい
- 「今日は私が」は、会計の前に一度だけ言う。 押し問答はしない
四つ目の「一度だけ」が大事で、言って断られたら、そこで終わりにします。譲り合いを続けると、受け取る側の負担が増えるからです。
割り勘のときの伝え方
割り勘にするなら、先に伝える方法もあります。
待ち合わせの前に「お会計は、それぞれでいいですか」と送っておく。もしくは、店を出るときに、こちらの分だけ先に計算しておいて「これ、私の分です」と渡す。
「割り勘にしましょう」とレジ前で言うより、「これ、私の分」と渡すほうが、話にならない。 その場で交渉を発生させないのがポイントです。
外した話
全部奢った回もあります。
「今日は私が」と会計の前に決めて、スマートに払ったんですが、あとで相手に「申し訳なかった」と言われて、余韻が少し削られた。奢ることが悪いのではなく、相手に「借り」を残したのが良くなかった。
今は、奢るときは「次はごちそうしてください」と一言添えるようにしています。そうすると、お金の貸し借りではなく、次の約束になります。
関連記事
- 駅まで送らない、という選択 — 店の前で終わらせる設計
- 初回に、二軒目を作らない — 会計を増やさない設計
- 解散が早いのは、脈なしではない。設計の問題だ — 解散の解釈の話
- デートの予算は、先に決めておく — 予算の設計